<普及のカギは?>介護ロボットに関する世論調査結果――内閣府

内閣府は、9月12日、介護ロボットに関する特別世論調査の結果を発表した。

介護の現場で、歩行や入浴などを補助する介護ロボット。国では、成長戦略の柱のひとつに介護ロボットを位置づけるなど、普及に乗り出している。調査は、介護ロボットに関する国民の意識を調査し、今後の施策の参考とするために行われた。
調査によると、約6割の人が介護をする際・受ける際に介護ロボットを利用したい・されたいと回答。介護ロボットを選ぶ際のポイントとしては、操作が簡単であること、価格が安いことをあげた人が多かった。

【調査の概要】
■調査の対象:全国20 歳以上の日本国籍を有する者3,000 人、有効回収数1,842 人(61.4%)

■調査の時期:8月1日~8月11日

■調査方法:調査員による個別面接聴取

主な調査の結果は以下の通り。

■7割が介護ロボットを知っていると回答
介護ロボットについて、「どのようなものか知っていた」が31.9%、「話だけは聞いたことがあった41.9%と合わせて73.8%が介護ロボットを知っていたと回答。介護ロボットの魅力についての質問で多かったのは(複数回答)、「介護をする側の心身の負担が軽くなる」63.9%、「介護をする人に気をつかわなくてもよい」 41.5%だった。

介護の経験の有無を訊ねたところ質問では、介護の経験があるのは26.3%、家族が介護をした経験があるのは11.5%で、あわせて695人。それらの人に、介護で苦労したことを訊ねたところ(複数回答)、「排泄排泄時の付き添いやおむつの交換)」が62.5%、「入浴(入浴時の付き添いや身体の洗浄)」が58.3%、「食事(食事の準備,食事の介助)」が49.1%だった。

介護をされる際に「介護ロボットを利用してほしい」は6割以上
自分が介護をする際に介護ロボットを「利用したい」24.7%、「どちらかといえば利用したい」 35.1%で、あわせて59.8%が介護ロボットの利用をしたいと回答。自分が介護を受ける際に介護ロボットを「利用してほしい」と回答したのは65.1%(「利用してほしい」35.1%、「どちらかといえば利用してほしい」30.0%)で、介護を受ける立場になった際に、利用を希望する人が多くなることがわかった。

介護ロボットを選ぶ際の重視点では(複数回答)、「操作が簡単であること」74.4%、「価格が安いこと」68.6%、「安全認証を取得していること」54.6%の順で多く、「介護保険給付の対象であること」53.6%、「使用者の不注意でケガをした場合に備えた保険制度があること」46.1%との回答も目立った。

◎内閣府
http://www.cao.go.jp/

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