<認知症検査>目の網膜からアルツハイマー病を判定

米国のニュース専門テレビ局、CNNが8月19日に報道した内容によると、アメリカでは現在、簡単な目の検査によって、アルツハイマー病の早期発見を目指す研究が進められているという。

アメリカでも、65歳以上の高齢者の8人に1人が発症しているアルツハイマー病は、脳内にβアミロイドタンパクが蓄積されることいが知られているが、それ以外にも、症状が現れる10~15年前から脳内の変化が始まり、記憶障害が顕著になる頃には、脳細胞50%近くに影響が及んでいることがこれまでの研究で明らかになっている。

カリフォルニア州ロサンゼルスのシダーズ・サイナイ病院の研究チームは、この度、脳内のベータアミロイドの量が、網膜内のベータアミロイドの量に比例することを発見。網膜を検査することによって、ベータアミロイドの蓄積量を調べる方法を開発した。の方法は身体への負担を伴わないため、不安を抱えている多くの高齢者にとって朗報となろう。
さらに同研究チームは、この方法でまだ症状が出ていない患者のアルツハイマーを発見できるかどうか調べている。

「もし50歳でベータアミロイドの蓄積を突き止めて、蓄積を食い止めることができれば、効果的な治療ができる確率は高まる」と同病院の研究者は語っている。

一方で、民間企業コグノプティックス社は、網膜よりも感度や精度がいい水晶体のアミロイドを調べる検査を開発した。現在、臨床試験を行っており、もし効果が実証されれば、脳のCT検査の約10分の1のコストで検査ができるようになるという。

これらの検査でアルツハイマーを予知できるかどうかは未知数だが、専門家は「高齢になるほど眼科へ行く頻度は増える。脳内での症状の進行を簡単な検査でチェックできれば大きな助けになる」と期待を寄せているという。

CNN

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