東京都は、インターネット都政モニターを対象に“生活習慣病の認知度”や“生活習慣病対策で取り組むべきこと”など「生活習慣病に対する意識」について聞き、7月30日、その結果を発表した。今回の調査は、来る11月14日の世界糖尿病デーにちなみ、生活習慣病、とりわけその代表的な疾患である糖尿病について尋ねたもの。
その結果、糖尿病の認知度は高かったが、世界糖尿病デーの認知度は低く、糖尿病を予防するための情報(食事、運動)への関心が高いことがわかった。
■健康のために心がけていること:
第1位 栄養バランスや食べる量など、食習慣に気をつけている 80%
第2位 意識して歩くなど、習慣的に運動をしている 72%
第3位 健康診断を定期的に受けている 58%
■健康づくりを意識した食事や運動に取り組んでいない理由:
第1位 現在の体調で特に必要性を感じないから 26%
第2位 時間がないから 23%
第3位 面倒だから 20%
■生活習慣病の認知度(どんな病気か知っている生活習慣病):
第1位 糖尿病 90%
第2位 高血圧 87%
第3位 がん 76%
■世界糖尿病デー(11月14日)の認知度:
知っていた 7%
詳しくは知らなかったが、言葉は聞いたことがある 23%
知らなかった 70%
■糖尿病について知りたいこと:
第1位 糖尿病を予防するための食事メニューや食事方法 64%
第2位 日常的に気軽に取り組める運動方法 59%
第3位 糖尿病を発症する原因やメカニズム 45%
■生活習慣病対策で行政が取り組むべきこと:
第1位 生活習慣病に関する知識の普及啓発 62%
第2位 健康診断やがん検診の受診の呼びかけ 47%
第3位 都民の健康状況に関する実態の把握と情報提供 45%
◎東京都
http://www.metro.tokyo.jp/index.htm