<怖い副作用>『警告! 身近な薬の副作用 まさかの事態になる前に』発行

「体調が悪いけど、病院に行くほどではないかなあ」「予定が詰まっているから、今日は病院に行く時間がない」・・・。日々多忙なスケジュールをこなしているケアマネジャーのみなさんなら、こうした経験に覚えがあるのではないだろうか。そんな時、強い味方となってくれるのが「市販薬」の存在だ。
しかし、ちょっと待って欲しい。小学館から発行された『警告! 身近な薬の副作用 まさかの事態になる前に』では、そんな市販薬こそ、簡単に手に入るからといって気軽に服用するのは危険だ、という警告を発している。

同書ではまず、市販薬による重篤な副作用の例を紹介している。
たとえば、気軽にのんだ痛み止めで、高熱が出たり、全身に水ぶくれを発症する皮膚病「スティーブンス・ジョンソン症候群」がある。この症候群が重症化すると「中毒性表皮壊死融解症(TEN)」という、“全身が大やけどを負ったように皮膚のただれや皮膚のはがれが見られる”症状に進行すると考えられているそうだ。さらには視力が極端に落ちて後遺症が残った例もあるという。または、漢方の胃腸薬で、突然、手足の力が抜けて起き上がれないなどなど。こうした激しい副作用が、すべて市販薬によるものだということには驚きだ。

もちろん、恐ろしさを紹介するだけではない。その副作用はなぜあらわれたのか、どうすれば防げるか、万一あらわれた場合にどうすれば重篤にならずにすむのか、同書ではマンガや物語仕立てでわかりやすく解説している。

また、絶対にやってはいけない食べ物との飲みあわせ、持病のある人は気をつけたい処方薬×市販薬の飲みあわせも掲載している。何種類もの薬を飲んでいる高齢者のために、病院に行く時間のないケアマネ自身にとっても、必読の一冊だ。

■書名:『警告! 身近な薬の副作用 まさかの事態になる前に』

■目次:
第1章 思わぬ落とし穴に要注意!市販薬でも重篤な副作用(身近な市販薬にも思いがけない副作用が!
第2章 これが薬のせい?市販薬の知っておきたい副作用
第3章 持病のある人はご用心!処方薬とののみあわせ
第4章 家族が配慮を!高齢者に起こりやすい副作用
第5章 賢く買って賢く使えば副作用は防げる

■監修:武政文彦・望月眞弓

■定価:1,365円(税込)

■仕様: A5判/160ページ

■発行: 小学館

◎小学館
http://www.shogakukan.co.jp/

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