認知症の母親との日々をユーモアたっぷりに描き、YouTubeにアップした動画が累計50万アクセスを突破、昨年話題となった映画『毎日がアルツハイマー』。その書籍版『ボケたっていいじゃない』が、飛鳥新社より発行された。
映画監督の著者は、オーストラリアに渡り、1989年に『戦場の女たち』でデビュー。その間、結婚、出産、離婚を経験、2010年1月末に母のアルツハイマー発症により、帰国。母のひろこさんは現在82歳、アルツハイマー歴3年。認知症と診断された母親を撮り続けた著者が介護の経験から見えてきたものとは? “ボケたっていいじゃない”と認知症を受け入れ明るく生きる方法とは? 介護の視点だけでなく、生き方まで変わる、涙あり笑いありの1冊だ。
■書名:『ボケたっていいじゃない』
■目次:
1章 ボケたった~
ボ~ケたボケた、ボケたった~/うどんって書いてあるじゃない! ほか
2章 コタツムリ?
不思議の国のばあちゃん/朝ご飯の好みが変わった理由 ほか
3章 とうとう来たかっ!
預金通帳がない!/怒りの終戦記念日 ほか
4章 ネバー・ネバー・ギブアップ!
ああ、東日本大震災/本人がわからない幸せ ほか
5章 ついにストレスフリー!
認知症ってなに?/苦しみ悲しみからの解放 ほか
■著者:関口祐加
■定価:1,400円(税込)
■仕様:単行本/285ページ
■発行:飛鳥新社
◎飛鳥新社
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