東京23区を中心に不動産仲介やマンション分譲事業を展開する株式会社オープンハウスは、7月17日の「東京の日」を前に、東京23区内に居住している30代~40代既婚男女を対象にした「『東京』への愛情に関する意識調査」を実施し、その結果を公開した。
今回の調査では、「都内出身者」と「都外出身者」(ともに直近10年以上東京在住)で比較したところ、概ね「東京」に好感を持っているものの、愛着度は「都内出身者」の方が顕著に高い傾向にあることがわかった。
回答選択肢の「どちらかというと~である/どちらかというと~でない」を含めずに集計すると、下記のように、両者に大きな意識の違いがあることが一目瞭然だった。
ここでは、その一部を紹介する。
Q 「東京」は憧れの存在である
都内出身者:5.0% / 都外出身者:15.0%
Q「東京」は身近な存在である
都内出身者:55.0% / 都外出身者:30.0%
Q「東京」での生活は快適である
都内出身者:39.0% / 都外出身者:25.0%
Q 今後も「東京」で仕事をしたい
都内出身者:66.0% / 都外出身者:49.0%
Q 自分には「東京」が合わないかも…と悩んだことがある
都内出身者:21.0% / 都外出身者:37.0%
Q 老後も「東京」で生活していると思う
都内出身者:55.0% / 都外出身者:25.0%
Q 「東京」を愛している
都内出身者:36.0% / 都外出身者:11.0%
今回の調査対象である「東京在住歴10年以上の都外出身者」は、東京の生活を肯定的にとらえているものの、東京への愛情を表現すると、「LOVE」(愛する)よりかは、「LIKE」(好き)に近しい感じであることがうかがえる。また、「老後も東京で暮らしたいか」という設問では、都内出身者の半数以上が「暮らしたい」と回答しているのに対し、都外出身者はわずか25%。リタイヤ後は東京在住に拘らない意向であることが垣間見られた。
◎株式会社オープンハウス
http://oh.openhouse-group.com