東京都は、緊急雇用創出事業として、離職者等に対して介護現場での就業機会を創出し雇用を拡大させると同時に、介護資格の取得を促進することで介護分野の人材の確保及び育成を図ることを目的に、平成21年度から「東京都介護雇用プログラム事業」を実施している。
今回、平成25年5月に本事業を受託する事業者を募集し、応募のあった事業者について審査を行った結果、受託事業者を選定し公表した。それによると、34事業者(154事業所)が受託事業者に指定され、延べ298名が仕事をしながら介護職員初任者研修を受講できる。
働きながら介護の資格をとりたい離職者や、介護の現場で働きながら介護職員初任者研修修了(旧ホームヘルパー2級)をとりたいと望む求職者が、自己負担なしに研修を受けられ、仕事ができる絶好の機会となる。
■対象者:離職を余儀なくされた非正規労働者、中高年齢者等の失業者のほか、事業を廃業した自営業主及びその家族従業者並びに高等学校等を卒業した未就職者等。
■受託事業者:34事業者(154事業所)(別紙「チラシ(PDF形式:596KB)」のとおり)
■雇用予定人数:298名(介護職員初任者研修受講)
■事業対象期間:平成25年7月1日~平成26年3月31日まで(うち、雇用期間6ヶ月以内)
■受託事業者の選定方法:東京都介護雇用プログラム受託事業者選定委員会を設置し、同選定委員会において、優れた内容であると認められる事業計画を提出した事業者を、合議により選定した。
■スケジュール:7月より今回選定の34事業者において離職者等の求人開始。6ヶ月以内の期間で雇用し、研修の受講や介護労働に従事する。
■問い合せ:福祉保健局高齢社会対策部介護保険課
TEL 03-5320-4267
◎受託事業者リスト
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2013/06/DATA/20n6q200.pdf