中央法規出版は、5月25日、『認知症の人の食事支援BOOK――食べる力を発揮できる環境づくり』を出版した。
認知症の人の食事介助はマニュアルに沿って行うだけでなく、認知症の人を観察し、その人にどのような支援が必要かを判断することが必要とされる。
同書は、副題に「食べる力を発揮できる環境づくり」とあるように、援助者の心がまえから、認知症の基礎知識、環境整備の工夫などまでを解説。摂食・嚥下のメカニズムや疾患を理解し、適切なケアや環境づくりを学べるようになっている。
「最期までおいしく豊かな食事」を支援するために。認知症の家族や介護をする人はぜひ手元に置いておきたい1冊だ。
■書名:『認知症の人の食事支援BOOK』
■目次:
学習編
第1章 認知症の人の食事を支援するにあたって
第2章 認知症の人の食事支援に必要な考え方
第3章 摂食・咀嚼・嚥下の基礎知識
第4章 認知症の基礎知識
第5章 認知症の人の摂食力を高める環境づくり
第6章 経管栄養法からの離脱に向けた支援
第7章 認知症末期の人への食事支援
実践編
第1章 認知症の人に特徴的な食事場面と食事支援のQ&A
第2章 認知症の原因疾患を踏まえた食事支援
第3章 認知症の人への服薬支援
■著者:山田律子
■定価:2,100円(税込)
■仕様: B5/134ページ
■発行:中央法規出版
◎中央法規出版
http://www.chuohoki.co.jp/