東芝情報システムは、転倒・転落防止をアシストするシステム「ヘルスコア/施設向け見守りシステム」を開発し、病院、老健、特養、グループホーム他介護施設に向けて本格導入すると発表した。このシステムは、ベッドから転落する前に検知できる離床センサーを利用し、患者・入所者の異常を看護師に即時通知する。
介護施設向け見守りシステムは、高齢者がベッドから降りる前にその危険を察知し、スマートフォンに状況をリアルタイムで映像によって知らせるシステム。これにより施設内で約40%を占める転倒・転落事故の削減がはかれること、また、少人数で日々多くの被介護者に対応されている介護士の負荷軽減にもつながる。なお、このシステムは、床数規模や要注意被介護者数等の施設のニーズに合わせて提供が可能だ。
また、同社は、このシステムを在宅における独居老人の孤立死を防止にも対応可能にする予定だという。
■特長:
・ベッドに設置した離床センサーからの異常をセンサーサーバ経由で端末(スマートフォン)に通知。
・端末側からベッドサイドに取り付けた(プライベートに配慮した)カメラ映像を確認することが可能。
※スマートフォンの施設内での利用について
携帯電話端末、無線LAN機器等の電波は、総務省の『電波の医療機器等への影響に関する調査』により医用機器等に影響がないことを確認済。
■問合せ:東芝情報システム株式会社 ヘルスケア事業統括部 ヘルスケア企画グループ
TEL 044-200-5565
◎東芝情報システム株式会社
http://www.tjsys.co.jp/