厚生労働省および社会福祉振興・試験センターは、3月28日、第25回介護福祉士国家試験の実施状況について発表した。
今回の試験日は、筆記試験が平成25年1月27日、実技試験は同年3月3日、試験地は筆記試験が30都道府県、実技試験は12都道府県で実施された。
今回の受験者数は136,375人で、前年より1586人少なかった。これに対し、合格者数は87,797人で、合格率は64.4%。この数字は、過去最高の合格率をマークした前回(第24回)の63.9%を上回る、歴代トップの数字となった。ちなみに、近年の合格率は、第21回 52.0%、第22回 50.2%、第23回 48.3%、第24回 63.9%だった。
また、今回の合格者の性別は、男性が24%、女性が76%と、女性が約3倍の人数、また受験資格別では、社会福祉施設の介護職員等(特養等)が58.1%、次いで訪問介護員が20.9%、介護老人保健施設の介護職員 8.2%、医療機関8療養病床等)の看護補助者8.2%、福祉系高等学校(専攻科含む)4.1%、その他0.2%となっている。
◎公益財団法人社会福祉振興・試験センター
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