ビーンスターク・スノー株式会社は、家庭や医療機関での要介護者向け口腔清拭シートを発売した。
高齢化の進行に伴い介護を必要とする要介護者数は年々増加し、平成24年3月末の要介護者認定者数は約530万人にものぼっている。この要介護者と介護者にとってより良い介護を実現するために、口腔ケアに関する取組がひろがっている。
介護現場における口腔ケアは、口腔内の日和見感染菌による誤嚥性肺炎を予防するだけでなく、「自分で食べる」機能を取り戻すために重要なものとして認識されており、口腔ケアに関わるさまざまな製品が使用されている。
この中で口腔清拭シートは、うがいや吐き出しができない要介護者に使用できること、またブラシを使用せずに口腔内の汚れを除去できるという利便性から、家庭のみならず施設(病院、介護施設)でも使用されている口腔ケア商品。
同社は、カンジタ菌の静菌作用などで評価の高い薬用歯みがきジェル「リフレケアH」の使用施設での口腔清拭シートに関する聞き取り調査の結果から、口の中で動かしやすい、ミニサイズの商品が望まれていることを見出し、今年1月、「リフレケアW」を発売した。
■商品特長:
・使い易い小さめサイズ(90mm×200mm)
・衛生的なシートで手軽に口腔内の清拭が可能
・清涼成分キシリトールとライムの風味でお口スッキリ
・メッシュシートで汚れをしっかりキャッチ
・アルコールフリー(低刺激)
■商品概要:
・商品名:口腔清拭シート リフレケアW
・規格:80枚入
・メーカー希望小売価格:450円(税別)
・使用期限:3年
■使用方法:
・中央のふたラベルを開け、シートを1枚取り出す。
・シートを指に巻いたり、折りたたんだりして、口腔内の食べかすや、舌の汚れを拭き取る。
・歯と歯茎、口腔粘膜のマッサージにも使用できる。
◎ビーンスターク・スノー株式会社
http://www.beanstalksnow.co.jp/
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