日本看護協会出版会は、『看護・介護の快適コミュニケーション 55のルール』を発行し、話題になっている。
同書では、看護・介護現場でのチームワーク力をアップし、快適に仕事を進めるための、これからのコミュニケーションに必要なルールを55項目にまとめている。著者は、医療・介護季刊での研修を多く手がける「人材育成」のプロ、疋田幸子氏だ。
何より、専門的な知識を活用していくためには、コミュニケーション力が大きな役割を果たす。「人と組織の抱える問題は、業種・業態を超えて7割は同じ」という著者が、職場のチームワーク力をアップするコミュニケーションのルールを紹介。
各章の導入として、「こんな場面ある!」というコミュニケーションがうまくいっていない事例を取り上げている。また、どこからでも読めるように内容は「ルール」ごとに完結。「チェックシート」や「ポイント」を活用して、楽しみながら仕事に取り入れられる実用書だ。
■書名:『看護・介護の快適コミュニケーション 55のルール』
■著者:疋田幸子
■目次:
第1章 コミュニケーション上手になるために
第2章 間違えやすいコミュニケーション
第3章 コミュニケーションの練習法
第4章 チームワークとコミュニケーション
第5章 これからのコミュニケーション
■定価:1,890円(税込)
■仕様:A5判/158ページ
■発行:日本看護協会出版会
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