賃貸マンション・アパートの建設・管理を行う東建コーポレーション株式会社は、在宅介護事業大手の株式会社ジャパンケアサービスグループと業務提携を行い、東建が管理する住宅の入居者に対してジャパンケアが見守りなどのサービスを提供すると発表した。
東建コーポレーションは、「誰もが安心・安全・快適に暮らすことができる住まい」をコンセプトに、建物の安全性・快適性を追求する物理的バリアフリーはもとより、賃貸生活に関わるさまざまなバリア(制度的バリア・社会的バリア、心理的バリア)を解消する「バリアフリーデザイン」の賃貸住宅を供給している。
在宅介護事業大手のジャパンケアサービスと提携することで、バリアフリーデザインを推進し、1人暮らしの高齢者が安心して暮らすことができる住まいを提供するとしている。
*バリアフリーデザインとは、建物の安全性・快適性を追求し、危険な家庭内事故を防ぐ「物理的バリアフリー」、誰もが無理なく入居でき、安心して暮らせる住環境を整備する「制度的バリアフリー」、社会参加や自立した生活を後押しする仕組みづくりを進める「社会的バリアフリー」、居心地のよい住まい、ストレスのない暮らしを追求する「心理的バリアフリー」を示す。
■主な提携業務
1.サービスの提供
東建コーポレーションが管理する賃貸住宅の入居者に対して、見守りサービス、生活利便サービス、コミュニティー形成等を提供する。
2.管理人業務
東建コーポレーションが管理する高齢者向けマンションの管理人業務をジャパンケアに委託する。
3.新たなビジネスモデルの開発
双方の経営資源を活かし、社会が求める新たなサービス・商品等を開発し提供する。
◎東建コーポレーション株式会社
◎株式会社ジャパンケアサービスグループ
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