結城康博氏の新刊『孤独死を防ぐ〜支援の実際と政策の動向〜』発行

ミネルヴァ書房は、孤独死の問題について考えた『孤独死を防ぐ〜支援の実際と政策の動向〜』を発行した。

同書は、孤独死について、生活保護ケースワーカー、ソーシャルワーカー、ケアマネジャー等の福祉専門職による予防対策や、葬儀業者、検視医、僧侶、遺品整理業者等の事後による取り組みについてさまざまな事例を通して紹介し、読者に問いかける。それとともにの基盤となる政策のあり方を探り、孤独死対策の「いま」を捉え、今後に向けた提言を行っている。二人の著者の内、中沢 卓実氏は、NPO法人孤独死ゼロ研究会理事長を務めている。また、結城 康博氏は、社保審の委員を経験し、ケアマネ資格を持つ研究者でもある。

もはや他人事ではなくなった孤独死と、そこから見えてくる「貧困」「社会的孤立」問題を検証した一冊だ。

■書名:『孤独死を防ぐ〜支援の実際と政策の動向〜』

■著者:
中沢 卓実 編著
結城 康博 編著

■目次:
序 章 社会問題としての孤独死(結城康博)
 
第I部 孤独死と向き合う
第1章 葬儀業者・検視医・僧侶・遺品整理業者(結城康博)
予防と事後の取組み
第2章 生活保護ケースワーカー(嘉山隆司)
 現場から見た貧困と孤独死
第3章 民生委員(長井一浩)
社会福祉協議会との連携
第4章 ソーシャルワーカー(林 孝之)
団地のスーパーでの相談会の試み
第5章 ケアマネジャー(辻 敏子)
地域包括支援センターにおける利用者の意識づけの試み
第6章 自治会・大学(石川 久)
コミュニティ活性化のための協働
第7章 NPO法人(藤城栄一)
ニュータウン再生に向けたまちづくり

第II部 孤独死対策のための政策
第8章 地域福祉政策(黒岩亮子)
コミュニティの活性化による孤独死対策の課題
第9章 生活保障政策(菊池いづみ)
独居高齢者のセーフティネットの構築
 
終 章 孤独死ゼロを目指して(中沢卓実)
孤独死ゼロ研究会の挑戦

■仕様:4-6判・258ページ

■発行:ミネルヴァ書房

■定価:1,800円(税抜)

◎ミネルヴァ書房

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