4月の介護費・受給者数、ともに地域密着型が顕著な伸び示す――国保中央会

国民健康保険中央会(国保中央会)は、平成24年4月の「介護費等の動向」をまとめ、ホームページ上で公表した。これは全国の国保連合会が毎月審査確定したレセプトの件数・日数・介護費の総額を明らかにして速報するもので、24年度の改正後、初の集計となる。
サービス月は便宜上審査確定月の前月と整理して集計している。

■給付状況:
4月におけるサービス件数は1,060万件(対前年同月比5.4%増)、サービス日数は1億1,613万日(同6.2%増)、介護費の総額は7,059億円(同5.4%増)と、件数、介護費ともに昨年4月に比べ5%の伸長。

サービス別計では、居宅サービス費は3,541億円(同6.4%増)、地域密着型サービス費は707億円(同13.8%増)、施設サービス費は2,812億円(同2.3%増)。地域密着型が一挙に1割以上の伸びを示した。

■受給者数等:
受給者数は442万人(同5.3%増)。認定者数は542万人(同4.9%増)で、受給率は81.6%。
居宅受給者数は325万人(同5.9%増)、地域密着型サービスの受給者数は31万人(同9.9%増)、施設受給者数は86万人(同1.6%増)。サービス費同様、地域密着型サービスの受給者が顕著な伸びを占めている。

受給者1人当り平均介護費月額は16.0万円。サービス別の受給者1人当り平均介護費月額は、居宅受給者が10.9万円、地域密着型サービスの受給者が22.8万円、施設受給者が32.7万円であった。

要介護度区分別:要介護度区分別にみると、受給者数は要介護2が87.2万人と最多を占め、介護費については、要介護4が1,598億円で最大を占めている。

国民健康保険中央会

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