富士通株式会社、株式会社富士通エフサスの富士通グループは、綜合警備保障株式会社(ALSOK)、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ、ALSOK岩手株式会社、福島綜合警備保障株式会社と共同で、仙台市が行う「仙台市ひとり暮らし高齢者等生活支援システム運営事業」に参加すると発表した。
同事業は、宮城県仙台市内の応急仮設住宅にひとりで住む65歳以上の人や、18歳以上で重度障害がある人などを対象に通信機器などを貸し出しし、緊急通報や見守り、日常会話といったサービスを提供するもので、9月から開始する。
詳細は以下の通り。
■名称:「仙台市ひとり暮らし高齢者等生活支援システム」
■参加企業名:
綜合警備保障株式会社
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
富士通株式会社
株式会社富士通エフサス
ALSOK岩手株式会社
福島綜合警備保障株式会社
■サービス概要
1.緊急通報サービス(NTTドコモ・ALSOKグループ)
らくらくホンを利用することにより、宅内だけでなく外出時(宮城県、岩手県および福島県内を対象)の緊急通報に対応。また、宅内の火災やガス漏れについても自動通報により対応する。
2.見守り(安否確認)サービス(ALSOK)
トイレのドアに取り付けた開閉センサーに12時間以上反応がない場合、自動通報により安否確認を行う。
3.日常会話コールセンターサービス(ALSOK・富士通グループ)
孤独感や不安感を和らげるため、日常会話ができる24時間対応のコールセンターを設置する。
■対象者:仙台市内の応急仮設住宅に住み、次のいずれかに該当する人
・65歳以上のひとり暮らしの人(日中に事実上ひとり暮らし状態となる人を含む)
・重度の要介護者と同居しているなど、緊急時に対応できる人がおらず、実質的にひとり暮らしと同じ状態とみなされる65歳以上の人
・身体障害者手帳の障害の程度が1級または2級で、18歳以上のひとり暮らしの人
◎富士通株式会社
◎綜合警備保障株式会社
◎株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
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