地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターは、9月13日(木)、東京・文京区にて第122回老年学公開講座「活性酸素の光と影〜からだのサビは、老化のかなめ〜」を開催する。
体を動かすエネルギーを作り出すには、呼吸によって体に取り込まれる「酸素」が重要。しかし、取り込まれた酸素の一部は反応性に富んだ「活性酸素」に変わってしまい、それによって体が酸化され、老化が進むと考えられている。また、活性酸素はがんや生活習慣病などとも関係してる。
一方で、人間の体は活性酸素をうまく使い、体内に入ってきた細菌を退治するなど体を守る武器としても利用している。 さらに、体の過剰な活性酸素をなくすような仕組みや、活性酸素を減らす物質が含まれている食べ物があることも分かってきている。
公開講座では、老化と深い関わりのある活性酸素についての研究成果をわかりやすく紹介する。
■日時:9月13日(木)午後 13:15〜16:30
■会場:文京シビックホール 大ホール(東京都文京区春日1-16-21)
■定員:1800名(先着順)
■参加費:無料(申込不要)
■内容:
1.「酸化ストレスのい・ろ・は〜活性酸素は敵か味方か〜」
講師 三浦ゆり氏(東京都健康長寿医療センター研究所 老化機構研究チーム研究副部長)
2.「過信は禁物!健康食品のウソ・ホント」
講師 大澤 郁朗氏(東京都健康長寿医療センター研究所 老化制御研究チーム研究副部長)
3.「病の裏に活性酸素あり」
講師 丸山 直記氏(東京都健康長寿医療センター研究所 トランスレーショナルリサーチ推進部長)
*手話通訳を同時に行う
■問合せ:東京都健康長寿医療センター 経営企画局事業推進課 広報普及係
TEL 03-3964-3241