一般財団法人日本気象協会は、今年のお盆期間(8月11日〜19日)の天気予報を8月6日に発表した。お盆期間中は、12日(日)にかけては日本海側を中心に不安定な天気となるが、13日(月)以降は次第に安定した夏空が広がるとみられる。また、気温の高い日が続き、12日にかけてはジメジメとした蒸し暑さに、13日以降はジリジリとした暑さになる見込み。
■お盆の気象概況:
11日(土)から12日(日)にかけては、気圧の谷が日本の上空を通過する見込み。そのため、全国的に雲が多く不安定な天気となり、北海道や東北から九州にかけての日本海側を中心に、一時強い雨が降る恐れがある。ただし、曇っていても気温は高く、ジメジメと蒸し暑くなるとみられる。
13日(月)以降は太平洋高気圧が勢力を徐々に強めて、全国的に安定した晴れの日が多くなる見込み。日中の気温も高くなり、全国で「真夏日」や「猛暑日」となる。さらに、朝晩も気温はあまり下がらず、寝苦しい日が続くとみられる。熱中症や、体調管理には十分に注意したい。
なお、お盆期間中のにわか雨や雷雨は、山間部に限定されるとみられる。山のレジャーは、天気の急変や河川の急な増水に十分注意を払いたい。
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