都民の食習慣と外食・中食(なかしょく)の利用状況――飲食店には野菜メニューを要望

東京都は、「都民の食習慣と外食・中食の利用状況」の都政モニターアンケート結果を7月31日に公表した。

今回の調査は、500人のインターネット都政モニターを対象に“昼食の現状”、“飲食店の利用”などの「都民の食習慣と外食・中食の利用状況」について聞き、今後の都政運営の参考とするもの。

東京都は都民が健康のまま長寿で暮らせるよう、予防をより重視した生活習慣病対策を一層推進するため、平成20年度から5か年の『東京都健康推進プラン21新後期5か年戦略』を策定し「糖尿病メタボリックシンドローム※1予防」、「がんの予防」、「こころの健康づくり」に重点を置き、都民一人ひとりが主体的に取組む健康づくりを推進している。

重点課題のひとつであるメタボリックシンドロームを疑われる割合は、都民の40歳から74歳までの男女ともに増え続けている状況。メタボリックシンドロームを予防するためには、食事や運動といった生活習慣が大きく影響する。生活習慣の中で、昼食の外食・中食の利用率が高いことから、今回は都内の飲食店等での栄養成分表示の推進やヘルシーメニュー提供を増やすなど、都の食環境整備施策の参考とするため、都民の昼食の現状及び今後の健康づくりの取組についての意見をきいた。

なお、中食(なかしょく)とは、持ち帰り弁当や惣菜類など調理済みの料理を購入して家や職場などで食べる食事を指す。

【調査結果の概要】
■昼食にかける時間:10分以上20分未満 44%、20分以上30分未満 29%、10分未満 11%

■昼食に行くことが多い飲食店:定食屋 15%、ファミリーレストラン 11%、そば・うどん店 10%、外食しない、その他 24%

■外食・中食でのメニューの選択理由:そのときに食べたいもの 53%、価格の安いもの 15%、ヘルシーなもの 10%

■外食・中食での栄養成分の表示:参考にしている 52%、参考にしていない 38%

■飲食業者への希望(複数選択):野菜たっぷりのメニュー 58%、カロリーの表示 45%、栄養情報の表示(産地、健康情報など) 34%

■野菜の摂取状況:足りないと思う 58%
(参考)成人1日当たりの野菜類の目標摂取量350グラム

■野菜摂取量が不足している原因(複数選択):
外食や中食の利用が多く、野菜が少ないから 60%、野菜の値段が高いから 41%、調理に手間がかかるから 34%

東京都

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