アルツハイマー病の診断薬の共同開発を締結――免疫生物研究所

株式会社免疫生物研究所とアイ・ビー・エル・インターナショナル社(IBL-I社)は、7月19日、アルツハイマー病に深く関与する「アミロイドβ タンパク質」を測定する診断薬の共同開発契約を締結したと発表した。

免疫生物研究所は長年に渡り、アルツハイマー病の脳の多くに現れる老人斑を構成する数種の「アミロイドβ タンパク質」を特異的に検出できる抗体及びELISA測定キットの研究開発に注力し、既に幅広い研究用試薬の製品化を実現してきた。

一方、IBL-I社は、十数年にわたり当社の製品を輸入販売しており、この経験を通じて免疫生物研究所の製品ならびに販売において、幅広い知見・経験を蓄積してきた。

両者は、これまで互いに蓄積した製造販売の経験を生かし、新たにアルツハイマー病診断薬の製品化に向けた共同開発契約を締結した。本契約締結により、免疫生物研究所はIBL-I社に対し、原料抗体および測定キット製造のためのノウハウをライセンスアウトする。一方、IBL-I社は、診断薬の製品化を行い、全世界へ販売する権利を有する。

アルツハイマー病は、発症が確認されると治療が困難な疾患であるために、できるだけ早期の診断が重要とされている。「アミロイドβ タンパク質」の測定は、アルツハイマー病の診断に有用であることが認められており、早期診断への一翼を担うものと期待されている。このような状況の下、同病の診断薬の開発および製品化は、グローバル市場におけるアルツハイマー病診断分野において、当社の確固たるブランド地位の向上への大きな一歩となる。

免疫生物研究所

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