認知症における光療法の効果をまとめた「導入指導書」を作成――ブライトライト専門店

ブライトライト専門店は、認知症介護における光療法導入の効果を広く理解してもらうため、モニターから得られた情報をもとに、「導入指導書」を今回作成した。同社ホームページから無料でダウンロードできる。

ブライトライトとは、室内に居ながらにして太陽光に近い光を浴びることができる、「高照度照明」のことである。このブライトライトの自然な明るさを利用したのが光療法と呼ばれるものである。光療法は、強い光を照射することにより昼夜のメリハリをつけ、夜に睡眠を集中させて心身を安定させ、身体全体の生体リズムを整える働きをする。

そこで、近年注目されているのが、認知症患者を対象にした光療法だ。この療法で、認知症による昼夜逆転・夜間せん妄徘徊などに効果を発揮することが報告されている。認知症そのものを治すことはできなくても、睡眠と覚醒のリズムを正常化することにより、夜間せん妄や異常行動が改善または消失し、本人と介護者の心身の負担が大幅に改善されることが数多く報告されている。

しかし、このように有効性が実証されている光療法も、医療介護の分野では十分に周知されていないのが現状だ。実際に光療法を取り入れている医療介護施設は極めて少ない。そのため、同社は、この療法をもっと幅広く理解し、利用してもらうため、認知症に関連する学会や大会に積極的に展示活動を展開している。

さらに、実際にいくつかの介護施設と在宅介護者にブライトライトで光療法を実施してもらい、そのモニター結果と効果をまとめた「導入指導書」を今回作成し、無料でダウンロードできるようにした。同社は、これにより、一人でも多くの人に光療法を理解してもらいたいと呼びかけている。

◎「導入指導書」

■問合せ:ブライトライト専門店(有限会社オーバー・ザ・トップ)
TEL 078-997-0287

◎ブライトライト専門店

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