地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都老人総合研究所)は、7月19日、第121回老年学公開講座「あきらめない介護予防」を開催する。
東京都健康長寿医療センターは、高齢者の心身の特性に応じた医療の提供や、高齢者のQOLを維持・向上させるための研究などを通じて、高齢者の健康増進・健康長寿の実現、超高齢社会の都市モデルの創造を担っている。
同センターでは、これまでに高齢者の食や認知症、老化予防などをテーマに公開講座を開催。121回目の今回は、「あきらめない介護予防」のタイトルのもと、高齢者にとって深刻な排尿障害対策や膝の痛みなどを取り上げるほか、介護者のストレスについての講演が行われる。
■日時:7月19日(木曜日) 午後13:15〜16:30
■会場:練馬文化センター 大ホール(こぶしホール) 東京都練馬区練馬1−17−37
■定員:1400名(先着順)
■参加費:無料 (申込不要)
■内容:
司会 高橋 龍太郎氏(東京都健康長寿医療センター研究所副所長)
1.「排尿障害を軽減するために」
講師 金 憲経氏(東京都健康長寿医療センター研究所 自立促進と介護予防研究チーム 研究副部長)
2.「膝の痛みをやわらげる介護予防」
講師 大渕 修一氏(東京都健康長寿医療センター研究所 福祉と生活ケア研究チーム研究副部長)
3.「どうする?介護する人のストレス」
講師 伊東 美緒 氏(東京都健康長寿医療センター研究所 福祉と生活ケア研究チーム 研究員)
※手話通訳を同時に行う
■問い合わせ先 :東京都健康長寿医療センター経営企画局事業推進課
TEL 03-3964-3241 内線3008
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