神奈川県は6月1日、「かながわ感動介護大賞実行委員会」の発足を発表した。
超高齢社会が到来し、介護ニーズがますます増加する一方、介護の現場においては、3K(「きつい」「汚い」「危険」)職場としてのマイナスイメージが根強く、介護職員等の人材確保が厳しい状況にある。
そこで神奈川県では、介護現場でのマイナスイメージを払拭し、介護の仕事の素晴らしさをアピールし、介護職員の社会的な評価が向上するよう、神奈川発の「かながわ感動介護大賞〜ありがとうを届けたい〜」を創設。介護職員がやりがいと誇りを持って仕事ができるように、応援する。
県では6月5日、第1回実行委員会を開催し、かながわ感動介護大賞の概要及びスケジュール、実施方法等について話し合う。
今後のスケジュールとして、7月〜9月に感動介護エピソードの募集を実施し、11月に表彰対象を決定、11月11日の介護の日に表彰式を行う予定となっている。
■問い合わせ:神奈川県保健福祉局福祉・次世代育成部高齢福祉課
FAX 045-210-8874
◎神奈川県
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