アリセプト強し! 日本で100億以上売れる薬ベスト5!

医薬業界向けの有料情報サイト「ミクスオンライン」によると、2010年に国内で売上高1,000億円以上の医薬品のなかに、アルツハイマー型認知症治療薬「アリセプト」が入っていることがわかった。同サイトは、製薬各社へのアンケートや取材により、各社の主力品的な位置付けとなる国内売上高100億円以上の製品を集計。上位10製品のうち6製品は高血圧および高脂血症の治療薬と、上位は例年どおり生活習慣病薬が占めており、全体でもこの分野の治療薬が幅を利かせている。

100億円以上の売上高がある医薬品のうち、抗がん剤は全体の11%を占める15製品。09年度に続き伸張著しいのが、生物学的製剤の抗リウマチ薬で田辺三菱製薬のレミケード、武田薬品のエンブレルに加え、中外製薬のアクテムラ、エーザイのヒュミラがランクインしている。

2010年度の国内売上高ベスト5は以下のとおり。表記は左より商品名・(適応)・企業名・売上金額の順。1位・2位・5位にランクインした降圧剤は、要介護高齢者の多くが処方されている薬でもあり、ケアマネジャーも、商品名と適用くらいは知っておいても損はない。

【1位】ブロプレス(高血圧症治療薬)武田薬品 1,380億円 
【2位】ディオバン(高血圧症治療薬)ノバルティスファーマ 1,340億円
【3位】アリセプト(アルツハイマー型認知症治療薬) エーザイ 1,055億円
【4位】リピトール(抗高脂血症薬)ファイザー 972億円
【5位】ノルバスク(高血圧症治療薬)ファイザー 825億円

ベスト5のなかでは唯一、アルツハイマー型認知症治療薬の「アリセプト」が生活習慣病関連ではない医薬品だが、2011年には他社からも同様の治療薬が発売されているため、2011年度の売上にどれくらい影響があるのか、関心がもたれるところだ。

ミクスオンライン

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