エーザイ株式会社の診断薬事業子会社エーディア株式会社は、グンゼ株式会社が製造する簡易型自己血糖測定器「ライフチェック」を、1月27日に新発売した。
「ライフチェック」は、糖尿病患者自身が機器本体に専用センサーの「ライフチェックセンサー」を装着し、血糖値のモニタリングを行うことができる簡易型の自己血糖測定器。これまでグンゼが製造、エーディアが販売してきた「簡単測糖Gチェッカー」の次世代機種として開発された。
機器本体には、操作手順のガイダンスや測定データのグラフが見やすく表示されるカラー液晶画面を採用。測定後は、専用センサーの血液点着部分に触れることなく、ワンプッシュで機器本体から専用センサーを簡単かつ安全に取り出すことができ、高齢の糖尿病患者が使いやすい仕様となっている。
また、専用センサーは、機器本体に装着しやすく、血液を穿刺した指から点着させやすい設計となっており、しびれや震えをともなう糖尿病患者も平易に使用することができるという。
糖尿病は、インシュリンの分泌能力あるいは感受性に異常をきたし、血液中のグルコースの量(血糖値)を制御できなくなる疾患で、生活習慣と社会環境の変化によって年々増加傾向にある。使いやすく設計された「ライフチェック」は、日々の血糖値コントールに寄与することは間違いない。
【商品概要】
■商品名:簡易型自己血糖測定器「ライフチェック」
■サイズ・重量:105mm×50mm×33mm、約92g
■価格:
ライフチェック:9.000円(希望納入価格)
専用センサー・ライフチェックセンサー:25枚入り2,750円、30枚入り3.300円
■関連記事
・糖尿病、検診で「要治療」の4割が放置─―「健康日本21」調査
・ 「指先HbA1c検査」の薬局店頭実施で全体の13%から糖尿病を発見