脳卒中や心臓病の10年後の確率をウェブで予測−−大阪府立健康科学センター

大阪府立健康科学センターは、特定健診の結果を用いて、脳卒中脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)や虚血性心疾患心筋梗塞や狭心症)に将来かかる確率を計算する予測式を開発し、ホームページ上で公開した。

特定健診は、腹回り(内臓脂肪)を基本に、血圧血糖、脂質、喫煙といった健診結果から生活習慣の改善の必要度を判定し、結果に応じた保健指導を受けられる体制を整えた健診のことで、通称「メタボリック健診」として知られている。

予測式は40〜75歳までの人を対象とし、健診の結果を入力し、クリックすると、循環器疾患、脳卒中虚血性心疾患別に、1年後、5年後、10年後の発症確率が判明。また、平均値と理想値との比較、発症率を下げるため、ダイエットや禁酒、禁煙、高血圧の改善など具体的な方法とその効果が示される。

◎大阪府民版 循環器疾患・発症予測ツール

予測式は、大阪府、秋田県、茨城県、高知県の計4地区における1995〜2000年の40〜69歳の住民健診受診者のデ―タをもとに、統計学的手法を用いて大阪府民の値に調整した上で計算式を求めたものだが、大阪府民以外にも広く健康管理に役立てられるものとなっている。

また、今回の予測式は、特定健診が始まる2008年度以前のデータをもとに作成したため、「腹囲」は計算項目に含まれておらず、今後、腹囲を含めたデータをもとに更新していく予定だという。

◎大阪府立健康科学センター

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