私的倒産情報集積センターによると、群馬県の介護付有料老人ホーム「フレーデルたまむら」を運営する株式会社香樹舎は、12月19日、前橋地方裁判所へ民事再生法の適用申請を行い、12月28日付で前橋地方裁判所より民事再生手続の開始決定を受けた。
「フレーデルたまむら」は2009年に開業。全40室(定員40人)に対し、入居者は半数程度にとどまっており、11年6月期の売上高は約5000万円で3期連続の赤字決算だった。
毎日新聞(電子版)などで報道された情報によると、負債総額は約8億5000万円の見通し。しかし事業は継続される見通しで、現在支援スポンサーを選定中だという。
■関連記事
・老人福祉事業者倒産の8割が「若死」――帝国データバンク倒産動向調査
・介護付き有料老人ホーム、負債額20億5,000万で経営破綻!