ミサワホームグループの株式会社マザアスは、高齢者の住まいに関する情報提供と相談業務を行う株式会社ニュー・ライフ・フロンティア(NLF)の株式を三菱商事株式会社より取得したと、12月19日に発表した。
NLFは、東京都港区の本社において、介護情報館/有料老人ホーム・シニア住宅情報館、(以下「介護情報館」)を開設し、館長を中心に相談員5名で運営。介護業界において25年に亘る豊富な経験をもつ館長の中村寿美子氏は、これまで2万件以上の高齢者の住まいに関する相談を手掛け、本相談対応の他、金融機関や消費者センターなど民間企業・行政向けセミナー、執筆活動、介護事業者へのアドバイス等、介護コンサルタントとして幅広く活動をしている。
介護情報館は、運営理念である「相談者の視点にたった高齢者の住まいに関する相談対応」が特徴で、一人ひとり異なったニーズをもつ高齢者やその家族が、数ある選択肢の中から最適な選択ができるよう、それぞれの生活環境等現状や希望を直接丁寧にヒアリングした上で、高齢者の住まいに関する情報の提供や相談に対する各種アドバイスを行っており、これまでに延べ1万5,000人以上の相談に応じ高い評価を得ている。
また、相談者や家族に安心してもらうため、紹介する高齢者住宅等は、介護情報館の相談員が直接運営事業者や有料老人ホーム・高齢者住宅を訪問の上、サービス・ハード等の運営内容や経営理念等を第三者の立場から「入居者目線」で確認する。情報館が培ってきた各事業者とのネットワークを基盤に、これまでに首都圏を中心に300以上の高齢者住宅をご紹介するネットワークを構築している。
こうしたNLFの運営理念が、「住まいを通じて生涯のおつきあい」という企業理念のもと20年以上前から介護・福祉事業に取り組むミサワホームグループと合致し、この度の株式取得となった。
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