スタッフのアイデアで省エネ&快適な施設に――「特養ホームはるかぜ」の試み

東京都足立区の「特別養護老人ホーム はるかぜ」は、11月30日放送の環境情報番組「省エネの達人『企業編』」(BS ジャパン)内で、日ごろから努めている省エネや節電のアイデアが紹介された。

特別養護老人ホーム はるかぜ」は、30床の個室をもつユニット型の老人介護施設。デイサービスショートステイも受け入れる同施設では、毎日多くの利用者の明るい笑い声が響きわたり、花壇には季節ごとの花が咲く緑豊かな環境だ。「利用者にもスタッフにもやさしい施設環境」、そんな場所を目指して、同施設は毎週木曜日、スタッフが集まり省エネ会議を開いている。

施設内で初めに注目したのが浴室だったという。麓慎一郎施設長によると、頭を洗いながらシャワーを出しっぱなしにしているのを見て、何とか湯の節約ができないかと考えた。そこで、シャワーの先が手元で出したり止めたりできる器具を取り付け、節約に成功したという。

また、同施設では、夏場の室内温度を下げる努力をしてきた。まず、つる性の植物で日光を遮る「グリーンカーテン」には、すでに4年前から取り組んでいる。さらに、番組では、高くなりがちな厨房の気温を下げるためのアイデアを紹介している。それによると、厨房につながる廊下の窓によしずや遮光フィルムを取り付け、温度設定を29度にし、涼しい風が厨房に入るようにした。その結果、これまで、18度に設定していた厨房のエアコンを23度に上げても、実際の気温が30度を切るまでになったという。

同施設では、これからもこうしたアイデアを出し合って節電に努めていきたいとしている。

特別養護老人ホーム はるかぜ

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