生涯学習のユーキャンは、介護現場での実践スキルアップを目指す人のために「介護業界で働く方のためのスキルアップセミナー2011」を開催している。12月11日(日)には、「医行為でない行為をする際の大切なポイント〜医療職との連携に必要な医療の知識」をテーマにしたセミナーが開かれる。
近年、介護現場では利用者の重度化に伴い医療職との連携が今まで以上に重要になってきている。2005年7月には、「医師法第17条、歯科医師法第17条及び保健師助産師看護師法第31条の解釈について」という通知が厚生労働省から出された。今回の講座では、医行為とされない行為を確認しながら、実際に行う際の注意点や、医療職と連携する際のポイントを確認していく。また、2009年2月、厚生労働省は「特別養護老人ホームにおける看護職員と介護職員の連携によるケアの在り方に関する検討会」を開始し2010年3月の「取りまとめ」では、口腔内(咽頭の手前まで)のたんの吸引と、胃ろうによる経管栄養(栄養チューブ等の接続・注入開始を除く)についてが発表された。たんの吸引に伴う危険性やその方法の概要などを確認していく。
■日時:12月11日(日) 10:00〜16:00(昼休み1時間あり)
■会場:株式会社ユーキャン代々木ビル(東京都渋谷区代々木1−11−1)
■主なカリキュラム:
• 医行為でない行為とは
• どこまでできて、何を注意することが必要か
• たんの吸引、胃ろうは何故必要なのか
• どこまでできて、何を注意することが必要か
■受講料:10,000円(税込)
■申込方法:講座案内にある「お申込みはこちら」からアクセス。申込受付後、専用の郵便払込票と参加証を郵送。
■問合せ:U−CAN スクーリング・セミナー課
電話:03-3378-3566〔 土・日・祝日除く 9:00〜17:30 〕