茶話本舗、サービス向上のための自主点検制度を制度化

小規模デイサービス「茶話本舗」事業を展開している株式会社日本介護福祉グループは、利用者に対するサービス品質の維持向上を目的に、2011年5月に運用を開始した「茶話本舗サービス自主ルール基準」の周知徹底を図るために、内部監査体制の構築と、事業所運営に関する「自主点検制度」を2012年1月より導入する。

同社が展開する「茶話本舗」では、をすでに自主的に提供しているが、これらのサービスは介護に関連する各種法令の適応外であるため、公的制約を有しないことから、自主的なルール策定が求められている。
また、「茶話本舗」は年内にも直営、フランチャイズを合わせて500事業所を超える見通しとなり、その監査体制についての強化を図るために、今回改めて「内部監査体制」の構築と、「自主点検制度」を導入し、周知を図る。

点検項目は実地指導における「自己点検表」に準じ、「評価項目」は都道府県による「自己評価表」・「第三者評価分析シート」に準じて作成する。

【内部監査体制の運用フロー】
1) 指定申請書提出時の内部監査室による事前監査チェック体制の導入
2) 年2回の自主点検制度の運用(詳細は下記参照ください)
3) 自主点検結果に基づき改善の見られない事業所は、内部監査室による実地
監査を実施
4) 実地監査に基づく改善指導、各事業所より改善計画書の作成及び改善実施、
改善結果報告を提出
5) 内部監査室による度重なる監査指導の結果、著しく問題のある事業者、改
善の意思のみられない事業者にはフランチャイズ契約解除の通告

【自主点検の具体的な運用フロー】
1) 実施回数:年2回(内1回は本部の品質管理者が実施、2回目は各事業所の管
理者が実施)
2) 実施期間:4か月
3) 実施フロー:
 a. 本部から事業所へ自主点検の実施通知および様式の送付
 b. 事業所で自己点検報告書の作成および本部への提出
 c. 本部より事業所へ改善通知書を送付
 d. 事業所で改善計画書の作成および本部への提出
 e. 事業所でサービス改善の実施
 f. 事業所より本部へ改善状況報告書の提出

同社は第1回目の自主点検制を2012年1月から実施し、「茶話本舗サービス自主ルール基準」の周知徹底を図ることで「茶話本舗」の利用者に対する「サービス品質の維持向上」と、「コンプライアンス体制の強化」を徹底する。

株式会社日本介護福祉グループ

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