ドッグセラピーサービスの提供を開始――ニチイ学館

株式会社ニチイ学館は、同社が運営するデイサービスセンターグループホームなどで、オーストラリアン・ラブラドゥードルによるドッグセラピーサービスの提供を、10月から開始した。

同社は、多様化する高齢者介護のニーズに対応すべく、近年注目を集めているアニマル・アシステッド・アクティビティー(AAA/動物介在活動)のひとつであるドッグセラピーサービスの導入に向け、準備を進めてきた。

このサービスでは、同社の認定基準に合格したセラピー犬と、ホームヘルパーの有資格者で、かつ研修を行ったハンドラー(犬の飼い主)が、犬と遊んだり、散歩をしたりといった、簡単な世話をしながら動物介在活動を行うことで、高齢者の「安らぎ」や「生きる喜び」を提供する。また、集団で行う活動として導入するだけでなく、対象となる顧客に対しては個別導入も行う。

セラピー犬には、ソーシャルドッグ(介助犬や盲導犬など)として優れた素質を持つ犬種の「オーストラリアン・ラブラドゥードル」を採用し、サービスの第一弾として、まずは9頭のセラピー犬とともに埼玉エリアの介護施設でサービス提供を開始。その後は、全国のニチイの介護施設において順次導入する予定で、将来的には医療施設や保育施設など、自社施設以外でのサービス展開も提案していきたいとしている。

■対象施設:
デイサービス通所介護施設)・ニチイのほほえみ(グループホーム)・ニチイのきらめき(有料老人ホーム)・ニチイのやわらぎ(小規模多機能型居宅介護施設)

■対象者:
犬に対するアレルギーがない等の条件を満たした利用者

■実施方法:
適切な人員配置のもと、犬の飼い主(ハンドラー)とニチイのセラピー犬で対象の利用者にサービスを提供

■認定基準について:
ニチイのセラピー犬認定基準に合格したセラピー犬と活動前に自社施設で研修を受けたハンドラーで実施。

■ニチイのセラピー犬認定基準:
・一定のトレーニング期間を経て、かまない・ほえない等の適正チェックに合格した犬を「ニチイのセラピー犬」とする
・犬は、去勢・避妊済みであること
・犬は、毎年1回の予防接種がなされていること
・犬は、病気や感染症等がないこと

■ハンドラー認定基準:
・ハンドラーは原則、ホームヘルパーの有資格者とする
・対象犬と共にしつけ教室(トレーニング)を6ヶ月受講し、上記の適正チェックに必要なしつけが出来る
・ハンドラー研修への参加

◎ニチイ学館

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