新日本法規出版は、ケアの現場で起こりやすい問題の把握と対応に役立つ手引書『ケアマネジメントの実務 -Q&Aと事例-』を発行した。
本書は、ケアマネジメントの概略、マネジメント業務のプロセス、公的サービス(介護保険関係と障害者関係)、地域包括センター、介護事故のリスクマネジメントについての4つの章で構成され、Q&Aと事例でケアマネジメントの実務をわかりやすく解説している。
Q&Aでは、ケアマネジャーが感じる疑問やよく起こる問題を解説。事例では、アセスメントの内容を詳細に紹介しながらケアマネジャーがどのように判断したのかを示し、判断や課題に対してのアドバイスを提示。ケアプランやサービス担当者会議の要点の例も適宜掲載する。また、介護事故や個人情報保護に関する裁判例も掲載、福祉的観点を加えて解説し、トラブルの予防と解決に役立てることができる。
執筆陣は、経験豊富な介護支援専門員をはじめ、この分野に造詣の深い弁護士、行政関係者で、ケアマネジャーの実務に密着した内容となっている。
■書名:『ケアマネジメントの実務 ―Q&Aと事例―』
■編集:ケアマネジメント事例研究会(代表・野中 猛日本福祉大学教授)
■定価: 10,710円(税込) 加除式書籍・追録は別料金
■目次
・第1章 ケアマネジメント概説
・第2章 ケアマネジメント過程
・第3章 公的サービス
・第4章 地域包括支援センター
・第5章 リスクマネジメント
■仕様:B5判/1106頁 全1巻・ケース付
■発行:新日本法規出版