東京都は、1965年の発行以来、都民や福祉実務者などの身近なハンドブックとして活用されている『社会福祉の手引』の2011年版を発行した。
今年は、平成22年度に開始した「シルバー交番」をはじめ、「保育人材確保事業」「住居喪失不安定就労者・離職者等サポート事業(TOKYOチャレンジネット)」等を新たに掲載するほか、東京都の社会福祉の各制度及び関連保健・医療分野の事業、福祉サービス等の利用手続、相談機関、施設一覧等の最新情報を余すところなく掲載している。
■概要:A5判 442ページ
■主な新規項目:
・高齢者の在宅生活の安心・安全を提供する「シルバー交番」
・介護施設等で働きながら資格取得を目指す人を支援する「東京都介護雇用プログラム事業」
・保育サービス充実のため、質の高い人材の確保を目指す「保育人材確保事業」
・住居を失った人や離職者等に対して居住・就労支援等を行う「住居喪失不安定就労者・離職者等サポート事業(TOKYOチャレンジネット)」
■発行部数 32,500部
■無料配布先(22,500部):区市町村(ケースワーカー・各種相談員)、社会福祉法人、民生委員・児童委員、公立図書館、社会福祉関係大学等
■一般都民向け販売(10,000部):都民情報ルーム(都庁第一本庁舎3階北側 平日9時〜18時15分)にて、一部260円で販売中。郵送販売、その他取り扱い書店については、都民情報ルーム(電話03-5388-2276)へ。
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