ケアマネの平均就業時間は月190時間――介護クラフトユニオン

日本介護クラフトユニオンは、組合員の就業意識、就業実態を調査した「2011年度就業意識実態調査」の報告書(速報版)をこのほど公表した。

月給制2500人、時給制2500人の組合員に調査票を配布し、回答はそれぞれ1465人(回収率58.6%)、1071人(同42.8%)。

職種別の「働いた日数および働いた時間数」をみると、全体の平均は、月給制では月22.04日、180.62時間。時給制では19.19日、123.92時間だった。ケアマネジャーは、ほとんどが月給制で、平均22.06日、189.97時間(いずれも月給制)と、他職種に比べて就業時間が長い傾向にあった。ケアマネジャーよりも時間数が長かったのは、14職種中、「訪問系管理者」の23.26日、190.74時間の1職種、日数が多かったのは「施設系管理者(通所系)」の22.71日、189.89時間、「サービス提供責任者」の22.84日、183.96時間の2職種のみ。

「働く上での不安」「働く上での不満」のそれぞれの有無を解いた設問では、時給制では「不安がある」71.9%、「不満がある」75.6%と、不満の方がやや多く、時給制では「不安がある」63.9%、「不満がある」55.7%と不安が上回っていた。

不安、不満の原因は月給制、時給制ともに同様の傾向で、不安要因として上位に挙げられたのは「自分の将来のことが不安である」、「利用者に適切なサービスができているか不安である」。一方、不満要因の上位は、「賃金が安い」が圧倒的に多く、「仕事量が多い」、「連休が取りにくい」と続いた。

また、「仕事が原因による健康問題」については、月給制の49.1%、時給制の40.1%が「ある」と回答。症状は、「腰が痛い」、「肩がこる」が多かった。

日本介護クラフトユニオン

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