抗炎症・血行促進作用のある乾燥性皮膚炎治療薬「HPクリーム」を発売

ノバルティス ファーマ株式会社は、OTC医薬品の乾燥性皮膚炎治療薬「HPクリーム」を8月1日に発売した。「HPクリーム」は、保湿薬として日本で50年以上使用されている「ヘパリン類似物質」が配合されており、優れた保湿力を発揮し、乾燥性皮膚の症状を改善する。

乾燥性皮膚疾患には、小児性や老人性の乾皮かんぴ症(皮脂欠乏症)やアトピー性皮膚炎などがあり、皮膚の水分保持機能が低下することによってバリア機能が低下し、皮膚が乾燥、かゆみや発疹などの症状があらわれる。エアコンの普及や住宅の気密性の向上、ストレス、加齢などにより、乾燥皮膚(ドライスキン)の人口は、日本人の4分の1にも上っている。

「HPクリーム」は、保湿、抗炎症、血行促進の3つの作用で、低下した皮膚のバリア機能を回復させ、荒れた皮膚を健康なうるおいのある状態へ導く。さらりとしたつけ心地で、のびがよくベタつきもない低刺激のため、皮脂が不足し常に乾燥している高齢者の肌にも適している。

「HPクリーム」の有効成分である「ヘパリン類似物質」は、長年医療の現場で高い評価を得ており、昨年12月にドラッグストアや薬局、調剤薬局に勤務する薬剤師や登録販売者にアンケート調査を行ったところ、90%以上が「患者さんにすすめたい」と回答した。医療の現場でも実績のあるヘパリン類似物質を含有するOTC医薬品は、皮膚の乾燥に悩む患者さんに、保湿剤の新しい選択肢を提供することが期待される。

【概要】
■品名:HPクリーム
■成分:100g中 ヘパリン類似成分・・・0.3g
■特長:
保湿作用…保湿することで、肌の防御機能を高め、異物の侵入を防ぐ。
炎症作用…炎症により見た目が気になる荒れた皮膚症状を鎮め、正常な状態へ導く。血行促進作用…血流をよくすることで、皮膚の再生を促進する。
■効果・効能:手指の荒れ、ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症、手足のひび・あかぎれ、乾皮症、小児の乾燥性皮膚、しもやけ(ただれを除く)、きず・やけどのあとの皮膚のしこり・つっぱり(顔面を除く)、打身・ねんざ後のはれ・筋肉痛・関節痛
■用法・用量:1日1〜数回、適量を患部にすりこむか、又はガーゼ等にのばして貼る。
■メーカー希望小売価格(税込):チューブ25g 1,219円(1,280円)、チューブ60g 2,267円(2,380円)
■医薬品区分:第2類医薬品
■販売元:ノバルティス ファーマ株式会社
■製造販売元:ジャパンメディック株式会社

◎HPクリーム」ホームページ

◎ノバルティス ファーマ株式会社

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