高齢者の熱中症対策もばっちり!――熱中症予防声かけプロジェクト

猛暑に加え、節電義務も課せられた今年の夏、国を挙げての熱中症予防にも力が入っている。関係省庁も厚生労働省、経済産業省、環境省、消防庁、気象庁など複数にわたり、各省庁とも、パンフレットやリーフレットを作成し、熱中症予防を呼びかけている。

そんな中、環境省では、熱中症予防 声かけプロジェクトを推進している。ホームページでは「5つの声かけ」として、以下を紹介している。

1)温度に気を配ろう
暑さに敏感になりましょう。からだで感じる暑さと実際の気温は異なることがあります。
実際の気温を知ることで適切な熱中症対策が可能になります。
今いるところの温度、これから行くところの温度を、温度計や天気予報で知るようにしましょう。
暑くなりすぎていたら、日陰をつくったり、エアコンなどを使って適度に温度を下げましょう。ただし、冷やしすぎは禁物です。

2)飲み物を持ち歩こう
熱中症予防には水分補給が肝心です。
いつでもどこでも水分補給ができるように、飲み物を持ち歩きましょう。
特にお年寄りは、のどが渇く前に飲む、こまめに飲むといった、意識的な給水を心がけましょう。たくさん汗をかいたら塩分も補給しましょう。

3)休息をとろう
夏に頑張りすぎは禁物です。
疲れてる時は熱中症にかかりやすくので、休息をとるようにしましょう。
寝苦しい夜は、空気の通りをよくしたり、通気性の良い寝具を使うなどして、ぐっすり眠れる工夫をしましょう。
昼間も疲れを感じたら、その日の体調を考慮して無理せず、涼しい場所で休息をとるようにしましょう。

4)栄養をとろう
きちんと食事をとることも熱中症予防になります。
バランスよく食べること、朝ごはんをしっかり食べることも大切です。
夏バテして食欲がなくなったときは、からだを冷やす夏野菜や冷やし系の料理を選ぶなど、食材やレシピを工夫して体力をつけましょう。

5)声をかけあおう
体力がないお年寄りや子どもは、熱中症になりやすいです。
家族やご近所同士で、「水分とってる?」、「少し休んだほうが良いよ」など、声をかけ合いましょう。
また、遠くにいる大切な人には、手紙やメール、電話などで伝えるのもいいですね。
からだは涼しく、心は暖かく。コミュニケーションが命を救います。

それぞれのスローガンには、更に詳しい注意点がアイコンとともに紹介されている。
たとえば、2)飲み物を持ち歩こうでは、「こまめな水分補給」「塩分も一緒に」「のどが渇く前に飲む」のアドバイスがある。

このほかに、ホームページ上では、「お年寄りへの声かけ」「子ども(保護者)への声かけ」「働いている時の注意」「スポーツ・運動時の注意」と、シチュエーション別の注意点についても詳しく触れている。

「お年寄りへの声かけ」では、高齢者が熱中症になりやすい理由、室内、外出時、入浴、就寝時の熱中症対策について解説している。ぜひ参考にされたい。

◎熱中症声かけプロジェクト

■役に立つ無料書式
・熱中症を防ぐために
・熱中症の症状と分類・暑さ指数の活用について(p1〜4)
・熱中症予防対策について(p5〜7)
・職場の熱中症予防対策チェックリスト(p8)

介護食の基礎知識

介護のキホン

介護シーン別に基礎を知る

みんなが注目する基礎知識

要介護度とは?

要介護度とは?

介護度は7段階に分かれていて、要支援1・2、要介...

介護度別ケアプラン事例

介護度別ケアプラン事例

<要支援1>支給限度額49,700円、自己負担額...

デイサービス(通所介護)の選び方

デイサービス(通所介護)の選び方

デイサービスは曜日によって利用者が異なり、雰囲気...

家族で話し合おう

家族で話し合おう

家族で話し合おう...

介護用語を調べる

頭文字から探す

 
 
     
 
         
A B C D E F G H I J K
L M N O P Q R S T U V
W X Y Z              

キーワードから探す

このページのトップへ