セキュア・テクノロジー・パートナーズ株式会社は、同社がオンライン上で毎月実施している介護職員の退職実態調査の3月結果を発表した。
調査では、介護事業者1003法人に対し、3月の従業員の退職について実施。
3月に退職者がいたか尋ねたところ、「はい」が68.9%、「いいえ」が31.1%となり、前年度と比較しても退職者が出ていない事業所が調査対象の3割を超えた。また、退職人数については、「1人」が62.5%、「2人」が20.2%、「3人」が16.3%、「それ以上」が1.0%となり、退職者を出した事業所当たりの退職者数は1人が6割を超える結果となった。こちらも前年度と比較しても少ない結果となった。
ただ、退職者のうち、「正規職員」が12.1%であるのに対し、「非正規職員」が87.9%にも上り、雇用形態では非正規職員の退職者が多い点は依然として変わらない。
このほか、退職した人の性別では、男性40.5%、女性59.5%と女性がやや多く、退職した人の年齢別では、20歳〜29歳が28%と最も多く、次いで20歳未満が22%と、若年層における退職者が多いのが目立つ。