ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社メディカル カンパニーは、治療により改善する認知症「特発性正常圧水頭症(iNPH)」に関するホームページ「特発性正常圧水頭症iNPH.jp」(http://www.iNPH.jp)をリニューアルオープンした。
特発性正常圧水頭症は、頭蓋内に過剰に髄液がたまり、脳が圧迫を受けて歩行障害・認知症・尿失禁などさまざまな症状が出る病気。手術で改善する疾患として、近年注目を浴びている。また、高齢者認知症の5〜10%が特発性正常圧水頭症に関与し、少なくとも31万人が罹患の可能性があるとされている(同社、2009年8月の「iNPH有病率に関する分析調査」より)。
ジョンソン・エンド・ジョンソンでは2002年より特発性正常圧水頭症(iNPH)に関する疾患啓発のホームページを運営しているが、近年の関心、認知の高まりも受け、現在では、ページの訪問者数が、開設当時に比べ、約20倍に増えているという。
今回のリニューアルは、より使い勝手のよいホームページをめざし、親しみ感あふれるデザイン、病院検索や特発性正常圧水頭症(iNPH)のセルフチェックなど、必要な情報にすぐにアクセスできるシステムに変更したもの。
なかでも病院検索機能は、iNPHについて相談できる脳神経外科・神経内科などの施設を地域、路線、郵便番号から検索でき、これまで疑われる症状があっても、専門医がどこにいるかわからなかった方には朗報となろう。
【主なコンテンツ】
・気になる症状をセルフチェック
・病院検索
・iNPHという病気
・診断と検査について
・治療について
・患者さんと家族の体験談
・症状改善の動画を見る
・医療関係者の皆さまへ
◎ジョンソン・エンド・ジョンソン
◎特発性正常圧水頭症iNPH.jp
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