骨粗鬆症薬の活性型ビタミンD3製剤に22年ぶりの新薬登場――中外製薬

中外製薬株式会社および大正富山医薬品株式会社は、「骨粗鬆症」を効能・効果として2011年1月21日に製造販売承認を取得し、3月11日に薬価基準に収載された活性型ビタミンD3製剤「エディロール」(一般名:エルデカルシトール)を、4月11日より共同販売する。

骨粗鬆症の国内患者数は約1,200万人と推定されており、骨粗鬆症に起因する骨折は、寝たきりなどのQOLの低下につながり死亡リスクも高めることから、骨密度を改善し骨折の発生を抑制することが重要となる。

「エディロール」は、中外製薬が創製し大正製薬株式会社と共同開発を行ってきた活性型ビタミンD3製剤であり、骨粗鬆症の効能・効果をもつ活性型ビタミンD3製剤としてはアルファロール(一般名:アルファカルシドール)ロカルトロール(一般名:カルシトリオール)以来、22年ぶりの新薬。同薬は、既存の活性型ビタミンD3製剤の骨に対する作用を高めた薬剤であることから、患者のQOL向上に大きく貢献できるとみている。

【概要】
■販売名:エディロールカプセル0.5μg、エディロールカプセル0.75μg
■一般名:エルデカルシトール
■効能・効果:骨粗鬆症
■用法・用量:通常、成人にはエルデカルシトールとして1 日1 回0.75μg を経口投与する。ただし、症状により適宜1 日1 回0.5μg に減量する。
■薬価:エディロールカプセル0.5μg 68.50 円/1 カプセル、エディロールカプセル0.75μg 98.80 円/1 カプセル

◎中外製薬

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