ヤンセンファーマ、3カ月に1度投与の乾癬治療薬発売

米ジョンソン・エンド・ジョンソンのグループ企業の日本法人、ヤンセンファーマ株式会社は、 本日、乾癬治療薬「ステラーラ皮下注45mgシリンジ」(一般名:ウステキヌマブ〈遺伝子組換え〉以下、「ステラーラ」)を3月14日に発売した。

慢性で難治性の炎症性疾患である乾癬には、皮膚の細胞増殖が異常に盛んになることで、皮膚が赤くなる(紅斑)、盛り上がる(浸潤)、表面の銀白色のかさぶた(鱗屑・りんせつ)が付着しポロポロとはがれ落ちる(落屑・らくせつ)といった症状が見られる。このような皮膚の細胞の異常増殖には、インターロイキン12(IL-12)、同23(il-23)というヒトの免疫や炎症に関わる物質が重要な働きを担っていることがわかっている。

同薬は、こうした乾癬の発症、悪化に関与しているとされるIL-12およびIL-23の働きを選択的に抑えることで乾癬の症状を改善する、新たな作用機序を有する薬剤です。また、生物が作るタンパク質を医薬品として応用した生物学的製剤として、病気の原因物質のみに選択的に働くといった特徴も有している。

更に、初回および4週後に皮下に注射した後、維持期には12週間隔(約3カ月間)の投与によって、尋常性乾癬および関節症性乾癬の皮膚症状を改善することが確認されており、患者の治療負担を軽減することが期待される。

乾癬は、その語感からくる印象とは異なり、他人に感染することはないが、その皮膚症状は外見上も非常に目立つため、患者の多くは他人の目を気にするあまり外出すらままならない状況に置かれることも少なくない。同社では本剤の発売によって、患者が病気や治療の負担から身体的にも精神的にも解放されることを期待している。

また、同社は乾癬の患者や家族など一般を対象に、乾癬を知り、乾癬と上手に暮らすための支援サイト「乾癬ネット」を開設した。乾癬という病気の基本的な知識やさまざまな治療法、乾癬と上手に暮らしていくためのヒントやノウハウを紹介している。

【概要】
■製品名:ステラーラ皮下注45mgシリンジ
■一般名:ウステキヌマブ(遺伝子組換え)
■薬効分類:ヒト型抗ヒトIL-12/23p40モノクローナル抗体製剤
■効能・効果:既存治療で効果不十分な尋常性乾癬、関節症性乾癬
■用法・用量:通常、成人にはウステキヌマブ(遺伝子組換え)として1回45mgを皮下投与する。初回投与及びその4週後に投与し、以降12週間隔で投与する。ただし、効果不十分の場合には1回90mgを投与することができる。

◎ヤンセンファーマ

◎乾癬ネット

介護食の基礎知識

介護のキホン

介護シーン別に基礎を知る

みんなが注目する基礎知識

要介護度とは?

要介護度とは?

介護度は7段階に分かれていて、要支援1・2、要介...

介護度別ケアプラン事例

介護度別ケアプラン事例

<要支援1>支給限度額49,700円、自己負担額...

デイサービス(通所介護)の選び方

デイサービス(通所介護)の選び方

デイサービスは曜日によって利用者が異なり、雰囲気...

家族で話し合おう

家族で話し合おう

家族で話し合おう...

介護用語を調べる

頭文字から探す

 
 
     
 
         
A B C D E F G H I J K
L M N O P Q R S T U V
W X Y Z              

キーワードから探す

このページのトップへ