佐川引越センター株式会社(本社:東京都江東区)は、「サービス介助士2級」の資格を取得したスタッフによる引っ越しサービスを東京地区で3月上旬より開始した。東京支店のスタッフ2名が筆記・実技試験を経てサービス介助士2級の資格を取得、車いすの操作や耳や目の不自由な人への案内の仕方など、高齢者や障がい者が安心して引っ越しサービスを利用できる知識・技術を学んだという。
今後は、サービス介助士2級の資格を全社で積極的に進め、同社各拠点に最低2名の配置を予定し、2011年度内には計50名の資格取得を目指す。
サービス介助士は、内閣府認証NPO法人、日本ケアフィットサービス協会が認定する資格で、現在、交通、流通、金融、飲食などのサービス業や役所、学校など公共施設をはじめ多分野で活躍しており、昨年7月時点では同2級取得者は70,000人を超える。
同社によると、サービス介助士2級有資格者による引っ越しサービスは、業界初の試み。サービス介助士有資格者による介助が提供できることをアピールし、顧客満足度を高めるとともに、他社との差別化を図る。
■取材協力
・佐川引越センター株式会社