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都内の居宅介護事業者、不正請求で指定取り消し、1,000万円返還

東京都は、3月29日、障害者自立支援法第50条第1項に基づき、4月30日をもって、有限会社オンリーワンに対して、指定障害福祉サービス事業者の指定を取り消すことを発表した。

有限会社オンリーワンは、居宅介護、重度訪問介護、行動援護サービスを提供する事業者で、2006年10月にそれぞれの指定を受けていた。

しかし、発表によると、居宅介護サービスを行っていないにもかかわらず、勤務実績のないホームヘルパーが居宅介護サービスを提供したとして、居宅介護給付費を請求して受領していたり、無資格者が提供した居宅介護サービスについて、有資格者が行ったものとして請求して受療しているなど、介護給付費の不正請求があったという。

また、実地検査時に、勤務表や給与台帳などの職員の勤務に関する資料を提出しなかったり、勤務実績のない者を従業者として記載した虚偽の名簿を作成し提出したなど、提示の拒否、虚偽の報告もみられた。

【事業所概要】
法人名：有限会社Only One　
代表者：代表取締役　岡田敏子
法人所在地：東京都品川区五反田7丁目10番9号
事業所名：有限会社Only One
事業所所在地：東京都品川区五反田7丁目10番9号深沢ビル201
サービスの種類：居宅介護、重度訪問介護、行動援護
指定年月日
　　・居宅介護　　　：2006年10月1日
　　・重度訪問介護：2006年10月1日
　　・行動援護　　　：2006年10月1日
指定取消日：2011年4月30日
返還予定額（現時点での確認額）　約1,000万円

◎東京都