株式会社らいふは、同社が運営する有料老人ホームにおいて、ヘルパーの入社1年目年収が340万円(平成22年実績)を達成したと、2月10日に発表した。
訪問介護ヘルパーの入社1年目年収も300万円に達し、いずれも業界水準の229万円(平成21年賃金構造基本統計調査より)を大きく上回った。
らいふでは今回、重労働の割に低いといわれるヘルパーの給与を引き上げ、介護業界ではトップクラス、全産業の1年目給与平均311万円(平成21年賃金構造基本統計調査より)と比較しても見劣りしない給与水準の実現を果たした。
また、ヘルパー職からリーダー、責任者、統括部門長、最終的には経営幹部職にまでステップアップが可能な「キャリアパス制度」、自己申告で上位職にチャレンジできる「トライアル制度」を導入。これらの制度と併せて、定期的に独自の研修を投入し、業界ナンバー1クラス給与に見合ったサービスの質も実現する革新的なシステムを整備している。
こうした同社の人事システムは、一人ひとりの生活設計を可能にし、介護を「一生続けられる仕事」として選択できる環境を準備し、しいては利益率の向上、待遇の改善という良循環を生み出す結果につながっていくと同社は期待している。