地域振興のための割安商品券(10%分上乗せなど)や百貨店や商店街などでのみ有効な商品券やプリペイドカード、CDや文具、書籍など、特定商品にのみ使える商品券やプリペイドカードなどの取扱停止が相次いでいる。そこで国民生活センターは1月、使えなくなる商品券の一覧をWebサイト上で公開した。
ここでいう商品券・プリペイドカード・電子マネー等とは、文具券、旅行券、すし券、玩具券、旅行ギフトカード、音楽ギフトカード、SUICA、ハイウェイカードなどを指し、告知日を過ぎると使えなくなる。多くは交換や払い戻しを行っているが、なかには発行元の倒産などで、無効になる場合も多い。また、払い戻しが可能でも、期限が限定されており、すでに終了したものもある。
ギフトなどでもらったまま眠っている商品券やプリペイドカードは、どの家でも1枚や2枚あることだろう。「どうせ近所で使える場所がないから」「必要なものではないから」と思っていても、払い戻しを受ければ現金に換えられる場合も多い。ぜひこの機会に、家族にも協力を呼びかけ、眠っている商品券やプリペイドカードを救出してみてはどうだろうか。
■主な商品券・プリペイドカード
トイカード(玩具商品券)、全国すし商生活衛生同業組合連合会「すし券」 、音楽ギフトカード、文具商品券、JCB TRAVEL旅行券・JCBトラベル旅行券、日本フラワー振興協会「花用商品券」、すかいらーく商品券など。