厚生労働省は12月16日、第13回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について発表した。
発表によると、第13回の受験者数は13万9,959人、合格者数は2万8,703人で合格率は20.5%と過去最低水準となった。
合格者の職種別内訳では「介護福祉士」が最も多く、1万9,602人と68.3%を占める。次いで「社会福祉士」と「相談援助業務従事者・介護等業務従事者」で10.6%、看護師、准看護師8.6%と続く。
第1回〜第13回の受験者数は累計で175万3,650人、合格者は51万9,838人と50万人を超えた。
受験者数はほぼ前年と同程度なものの318人の減少で、合格率の低下があったことから合格者数も782人の減少となった。合格率20.5%は平成18年度と同じで、平成19年度に22.8%と持ち直したものの、以降、下がり続けている。
■これまでの試験の合格者数など
※表は厚労省発表データをもとに編集部で作成