介護医療院が初の1万床超え、首位は福岡―厚労省

3月末時点の介護医療院のベッド数(療養床数)は、昨年12月末より2614床多い1万28床で、昨年春の創設から初めて1万床を突破したことが厚生労働省の集計で分かった。施設数では、依然として北海道(15施設)がトップだったが、これをベッド数で見ると、福岡(931床)が最も多かった。今回新たに、東京や京都など7都府県での新設が確認され、これで未設置は6県にまで減った。

厚労省が集計結果を公表したのは5回目で、今回は、創設から1年の節目となった。

介護医療院は、介護療養病床の機能強化型に当たる「I型」と、転換老健に相当する「II型」の2区分で、「I型」は、重症者や身体合併症を持つ認知症高齢者の割合が半数以上など、より医療必要度の高い入所者への対応が求められる。

3月末時点での介護医療院のベッド数は、昨年12月時点から2614床増の1万28床で、区分ごとの内訳は「I型」が6858床(2186床増)、「II型」が3170床(428床増)だった。都道府県別では、福岡(931床)がトップで、以下は北海道(761床)、山口(622床)、富山(598床)、静岡(552床)などと続いた=グラフ=。



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一方、施設数は37施設増の150施設で、区分別では「I型」が92施設(24施設増)、「II型」が55施設(12施設増)、「I型」と「II型」の混合が3施設(1施設増)。都道府県別では、北海道(15施設)が最も多く、次いで山口(10施設)、富山、岡山(いずれも9施設)、福岡(8施設)などの順だった=グラフ=。



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■東京など7都府県で新たに開設

昨年12月末の段階では、13都府県で未設置だったが、今回新たに7都府県(山形、栃木、千葉、東京、神奈川、三重、京都)で開設が確認され、残るは6県(岩手、宮城、新潟、滋賀、和歌山、宮崎)となっている。

◎厚労省のホームページ

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