認知症は、早期発見がとても大切です。
「さぽぷら」なら、暮らしの見守りに加え、
認知機能の低下を予測できます。
暮らしの見守り | 認知機能の見守り | |
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離れて暮らす親の「認知症の早期発見」に
「さぽぷら」をお役立てください!
サービス詳細のチラシをダウンロードできます。
ご家族との情報共有にご活用ください。
ご家庭に電力センサーと専用モバイルルータを設置するだけで「家電毎の電力使用量の見える化を通じた見守り」が可能となるアプリサービスです。
家電ごとの利用状況から、調理や掃除などの生活状況がわかります。カメラ等で監視するものではないので、ご本人の負担感も強くありません。
また、普段の生活を送るだけで、認知機能の低下を予測もすることもできます。
いつ・どんな家電が使われたかグラフで確認することができます。
また、日常的に使っている家電が一定時間不使用になると、家族の登録したメールアドレスに通知メールが送られるので、生活の変化に気が付くことができ安心です。
一般の見守り機器は身に着けたり、カメラで監視するものが多く、親御さまの心身的な負担になります。しかし「さぽぷら」は、設置作業※さえ行えば、親御さまは普段の生活を送るだけで、見守りができます。
見守りサポートサービスのご提供および電力使用量の確認のためには、ご自宅の分電盤内に電力センサーの取り付けが必須となります。(電気工事士の資格を持った作業員をご自宅に派遣させて頂き、取り付けいたします)
家電の使用状況から認知機能低下の疑いが早期に発見できるので病院受診につながることが期待できます。
赤・黄・青の3段階で認知機能の低下を評価しお知らせします。
2019年4月~2020年7月の間、宮崎県延岡市の65歳以上の高齢者を対象として、本研究に参加し、電力使用データを取得できた78名を対象に解析を行いました。なお、認知症スクリーニング検査であるMini-mental State Examination (MMSE) 27点以下を認知機能低下、28点以上を認知機能正常と定義しています。また、電力使用データについては、東電PGの子会社の株式会社エナジーゲートウェイ(東京都港区、代表取締役社長:林 博之)が提供する高精度電力センサーにて収集・分析(※1)し得られた主な家電ごと(IH(電磁誘導調理器)、電子レンジ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、掃除機など)の使用状況を含むデータを使用しています。
家電ごとの使用時間について、被験者ごとにランダム切片とした一般化線形混合モデルを用いて、認知機能低下のありなしの2群を比較しました。加えて、一般化線形モデルを用いて、年齢、教育歴などの基本情報と、電力使用時間の季節ごとの平均値の変数を加えた予測モデルを作成し、予測性能を評価しました。
(※1)電力使用データの分析には、東電PGが協業するインフォメティス社の機器分離推定技術(Non-Intrusive Load Monitoring)を含む電力分析技術を使用しました。
本研究において、基本情報と電力使用データを用いた予測モデルにより、認知機能低下を高精度に予測することに成功しました。高齢者が自宅で生活できるように、家電毎の使用状況や被験者の生活行動をモニタリングする技術や基盤については、既に多くの論文で報告されていますが、本研究のように機器分離技術を実際に用いて認知機能低下を予測した報告は世界初の研究結果となります。
本予測モデルにより、家庭にある分電盤に高精度電力センサーを設置するだけで、AIを活用した機器分離技術による各家電の使用状況から、認知機能低下を予測することができます。ご自宅での家電の使用をモニタリングすることは、対象者の身体または精神への侵襲性が低く、簡易な方法であるため、認知機能低下を早期発見するためのスクリーニング法として基盤整備され、認知機能低下疑いの方の病院受診につながることを期待しています。
今後、宮崎県延岡市にて本研究の成果である認知機能低下の予測モデルを活用した研究・サービスの検討を進める予定です。国循・東電PGは、持続可能な社会基盤の構築を目指すとともに、高齢者の便利で安心な暮らしの実現に貢献していきます。
さぽぷらでは、従来の見守りセンサーやカメラとは違い、離れて暮らす親御さまのプライバシーを守りつつ、安心して見守りすることができます。
大切な親御さまの暮らしの安全のために、ぜひ「さぽぷら」の活用をご検討ください!
月額ご利用料金2,365円
(税込)
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