今日、テレビで宮城県東松島市野蒜の「不老園」のドキュメンタリー番組を見ました。
東日本大震災時、利用者・職員合わせて七十数名が津波の犠牲となった特養老人福祉施設。 震災時の状況を振り返り、避難や救助の方法を検証し今後の不測の事態への対応を問いかける、見応えのある番組でしたが…。
助かった職員の方へのインタビューに登場した中年の女性が、妙に明るかったのが気になります。終始、微笑みを絶やさず(これはまぁ良いとして)。記者からの「(身動きできない利用者を見捨てて自分だけ逃げる際)利用者さんの事は気にならなかったか」という、ちょっとキツイ問いに対し、ニコニコと「そりゃぁ気にはなりましたよお。でも、後はゴメンナサイ♪ですよネ?うふふっ!」と、実に楽しそうでした。
その後慌ててちょっと泣いて見せるようなそぶりしてましたが、ビックリしました。明る過ぎる、と言うか…。福祉施設で働く人って、みんなあんな感じなんでしょうか。
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