お彼岸に施設に入所している父を連れて実家へ。兄夫婦と私の家族(夫と息子)も集まりました。お参りのあとは、みんなでお寿司。父は兄や私の話を聞いてにこにこしていました。施設に帰る時間が近づいたとき、「自分の家があるのにな」「でも自分でできないしな」と父。自分がなぜ施設にいるのかはわかっているのです。ところが、帰りの車の中で、見送ってくれた孫のことを「○○(孫の名)と同じくらいか?」と言うのでびっくり!「あれが○○だよ」と言うと「そうかい」と。孫の名前はわかっても、姿を見てもわかってはいなかったのかとショックでした。3カ月前はわかっていたのになぁ。こうやって、少しずつわからなくなっていくのでしょう。認知症って悲しいですね。
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